敷地状況を調べる
2022.04.05 | 土地のこと
ポイント
敷地間口 : 12m以上 ◎ 8m以上 〇 5m以上 △ 5m未満 ▲
■トクする知識
◆敷地の道路付け
南側道路・・・◎ 東側道路・・・〇
西側道路・・・〇 北側道路・・・△
敷地の状況を確認する
家づくりのための土地探し・土地選びでは、周辺の環境に、敷地自体の状況を的確に把握し、問題がないかどうかを確認しておく必要があります。
建築基準法上の道路と接道義務以外にも、日照・通風、全面道路の状況、隣接地の状況、敷地の形状や地形、広さ、地盤の状況、法規制の状況など、多面的に検討を行う必要があります。
地盤はとても大切
土地の地盤条件は、土地選びのキーポイントになる重要な要素です。軟弱な地盤であっても、地盤改良や基礎の形式によって、安全な住宅を建てることはできますが、各地の地盤被害の事例を見ても、軟弱地盤の地域での被害が圧倒的に大きいことを知っておいてください。
土地探し、土地選び、敷地チェックポイントとして
1.
環境条件 道路の向き、日照・通気は良いか、水はけは良いか/湿り気はないか、街並み・景観・住環境、周辺の平均的な敷地規模、隣接地の状況、全面道路の交通量(騒音、振動、排気ガス等)、全面道路の幅員
2.
敷地の画地条件 敷地形状は良いか、地形は良いか、開口は十分にあるか、十分な広さはあるか、道路との高低差は適切か、地盤は良いか
建築計画の敷地のチェックポイントとして
登記簿上の記載、法的規制の状況、敷地が接する道路の状況、設備関係(水道、ガス、電気、雨水・雑排水、汚水)の状況、敷地との周囲との状況について
等に確認することが重要です。
特に、敷地と周囲との状況については、境界線の距離、対角線の距離、土地の傾斜、隣地・道路との高低差について調査・確認するとよいでしょう。
これらのチェックポイントは、実は土地価格の評価ポイントとも共通しています。
