Wisdom.156

‟地盤調査”

基礎の形状を決めるために、地盤調査を必ず行う。コム増住宅では、SWS試験を行うのが一般的

 

 

標準貫入試験

 

地盤調査方法は、主に標準貫入試験(SPT試験)とスウェーデン式サウンディング(SWS試験)です。

標準貫入試験はボーリングともいわれ、最も基本的な調査方法ですが、木造住宅ではあまり使われません。

鉄製のボーリングロッドの先端に土を採取するための試験用サンプラーを取り付け、ロッドの上に63.5kg の重りを76cm自由落下させて、ロッド頭部に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30cmめり込ませるのに要する打撃数をN値といい、これにより地耐力を確認します。同時に試験用サンプラーで土を採取し、砂質土か粘性土かなどの土質も調べます。

 

スウェーデン式サウンディング試験

 

スウェーデン式サウンディング試験は、木造住宅でよくつかわれる方法です。先端にスクリューポイントのついた鉄棒(ロッド)を地盤にねじ込み、その際に鉄棒の上に25kgずつ100kgまで重りを載せます。すると、軟弱な地盤は自重でめり込んで行きます。重りだけでめり込まない場合はロッドを回転させて、25cmめり込むのに何回転からN値に相応する「換算N値」を計算します。

スウェーデン式サウンディング試験は、作業スペースは1㎡程度、1か所につき30分程度の時間で行うことができるためコストがあまりかからないことから手軽に採取されます。しかしながら、土中にガラなどが入っているとロッドが侵入しなくなり、硬い地盤であると誤診することがあります。また、直接土を採取できないため、ロッドの回転する音により土質を判断することになり、調査者により精度が異なるのが現状です。