Wisdom.146

‟仕様書”

仕様書とは、図面で表現しきれないことを記載したものである。絶対に見落としてはならない。

 

 

図面だけですべての工法、使用材料、仕様を表現することはできません。そこで、仕様書などを工事別に詳細に記載し、文章として表現します。仕様書には、品質を一定の水準に定めた「共通仕様書」と、特殊条件に関する仕様を定めた「特記仕様書」があります。

 

共通仕様書

 

「共通仕様書」は、各工事別に使用する一般的な材料の材質、性能、寸法などが記されるほか、加工、組立て、調合、施工方法、検査の方法などが詳細に記載されています。設計図書、契約書に添付されている仕様書としては、『建築工事標準仕様書・同解説』((社)日本建築学会)、『木造住宅共通仕様書』((財)住宅金融支援機構監修、(財)住宅金融普及協会刊)といった、市販されているものを使用する場合が多い。

 

特記仕様書

 

「特記仕様書」はその建物に対する個別の情報が記載されています。こちらも市販のものを活用し、アレンジして使用しています。内容に関しては、基礎に関する情報(基礎の種類・寸法、コンクリート・鉄筋の仕様や種類など)構造材の樹種、仕様、寸法など)、屋根・樋に関する情報(下地の仕様、屋根・樋材の種類、メーカー名、品番、色など)、外壁に関する情報(下地の仕様、外壁材の種類、メーカー名、品番、色など)が記載されています。

 

内部に関しては、各部屋の部位の仕様、メーカー名、品番、色、形状など、また、付属品があるならその種類、品番、色などが記載されています。設備に関しては、給排水、ガス、電気、空調ごとに、設備機器の種類、メーカー名、品番、色などが記載されています。