Wisdom.134

‟工程管理”

適切な工事期間を確保するために、常に工程を把握し、絶対に無理な工程を組まないようにする

 

 

工程管理の要点

 

何事もそうですが、物事を成し遂げようとする場合、必ず期限があります。工事においても期限があり、いつから始めていつ終わるのか工程を明確にし、それが契約条件の一つになります。そして、その工程が予定どおりに進んでいるかを確認するのも工事監理者として重要な仕事です。

 

工程管理をしていくうえでのチェックポイントは、全体の工期の長さが適正であるかどうかです。また、梅雨時の長雨や、台風時、正月やお盆をはさんだときの長期休止を考慮してあるか、各工事期間は適切か、全体工期は適切であっても躯体工事に時間をかけすぎて、仕上げが突貫になるような工程ではいけません。次の職方を入れるタイミングは適切か、そのための準備期間はどうか、施工図・施工計画書は、いつまでに出してもらわなければならないのかは、全体工程を把握して各工事の開始日から逆算してその期限を決めます。良質な建物をつくるためには、無理な工程は絶対に禁物です。

 

定期的打ち合わせ

 

工程を進めていくうえで、大切なことは施工業者任せにしていてはいけません。建築主を交えながら、定期的に打ち合わせをして、工事の進捗状況はどうか、スムーズに工事を進めるために何をいつまでに決めないといけないのか、現場で何か不具合が発生し、工期がずれるようならばどう対処するのか、常に建築主と現場、双方とのコミュニケーションを密にするようにします。

 

この打ち合わせにより、全体の工程、月の工程、週の工程をそれぞれ決めていきます。施工業者から週報を出してもらいます。その週報には作業内容、出面、工事予定を記載してもらい、工事の進捗状況を正確に把握します。