Wisdom.114

‟自然という教科書” 

2020- フランク・ロイド・ライト -

 

 

外を歩くたびに、私は常に驚かされ、新しいことを発見します。

 

散歩は毎日しなさい。

 

つぶさに観察し、何事も見逃さないように。足下の小さなものに目を向けること。

 

自然という教科書があるのです。あるページには、成長の成果、豊かさ、ゆとりが記されています。

 

自然には、建築家に確信や力を与えてくれる、素晴らしく単純で基本的な形態があるのです。

 

 

 

 

 

 

フランク・ロイド・ライト(1867~1959) Frank Lloyd Wright

20世紀建築の三大巨匠のひとりであり、アメリカを代表する建築家。自然に存在する形態や日本建築に対する深い洞察力から、周囲の自然環境に溶け込む〝有機的建築″を唱えた。世界で最も多くの住宅を手がけた建築家とも言われ、前期では水平線を強調し、部屋同士を緩やかにつないだ〝プレイリー・ハウス″を数多く設計し、後期には安価で良質な住宅〝ユーソニアン・ハウス″などを考案した。1910年ドイツの出版社から刊行されたライトの作品集はデ・ステイルやバウハウスなどヨーロッパの建築運動にも影響を与えた。41年王立英国建築家協会(RIBA)ゴールドメダル、49年アメリカ建築家協会(AIA)ゴールドメダルを受賞など。主な建築作品に「ロビー邸」「帝国ホテル」「カウフマン邸(落水荘)」「タリアセン・ウエスト」「ジョンソン・ワックス本社ビルおよび研究棟」「グッゲンハイム美術館」など。